思わぬ不具合の原因1

先日対応したトラブルの原因ですが思いもよらないことでした。


結果から書くとPLCの入力時定数が長かったのが原因です。


トラブルの内容は装置内のエアシリンダがちゃんと動作しているはずなのに

異常処理で装置が停止してしまうものでした。


戻り端と作動端の2つのオートスイッチで動作確認をしていますが、

作動端が反応していない??


このシリンダはダブルのソレノイドバルブで駆動していますが、

作動側のSVをONしたら作動端を確認してSVをOFFしています。

一定時間SVをONしても作動端がONしなければ異常処理となります。

どうやら上記の異常処理が起きているようですが毎回出るわけではありませんでした。


今回のポイントは作動端はシリンダのストロークエンドではなく、

シリンダのロッドでクランプしたワークに突き当てた所で作動端がONするようにしてあります。

そのワークの外形は個体差が大きいのとやや弾力があるので、

ワークをクランプするかクランプする少し手前くらいでONするようにしてありました。


従来は作動端のオートスイッチがONする頃にはワークに突き当たって止まるか、

通過するにしても減速しながらONするはずだったのです。


しかしワークが小さくなって作動端を減速なしに通りすぎたために

ON時間が短くてPLCの入力ユニットで拾えなかったのが今回の原因でした。


キーエンスのリアルタイムトレースで入力信号や動作確認の補助リレーをにらめっこして

ようやく発見できた不具合でした。


トレースで見ていると作動端の確認ができる時とできない時があるのがよくわかりました。

その作動端の確認できた時のオートスイッチがONしていた時間は11msecでした。

その時のPLCの入力ユニットの入力時定数は標準設定で10msec!


それで作動端を拾えたり拾えなかったりしたんですよ!


最初は分からないからオートスイッチの断線やシリンダの故障を疑ってました。

シリンダの動きもビックリするほど早くなかったので思いもよりませんでした。


今回はいい勉強になりました!


それにしてもキーエンスのリアルタイムトレースは役に立ちますね~♪

これが他のメーカーだったら原因解明できなかったと思います(^^;





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